(東京駅大手町駅)カシミアコートのお手入れ(オーダーコート)

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カシミアコートは天然素材コートの中で一番扱いが簡単と云っても過言ではありません。

お手入れの要は、

①ブラシかけ(毛ブラシ使用)
②通風&防虫
③ベットリ汚れの注意

以上三つ。
なるべくクリーニングに出さないようにするのが綺麗な風合いを長く保つコツです。
まめにブラシをあてること。
その際目に止まる付着汚れがあればぬるま湯を含ませた布で軽くトントン叩いて落とします。
(もちろん、本当に汚れた時はクリーニングに出して下さい。)
収納時は①汚れがないかチェック②ハンガーに吊し③通風を邪魔する素材のカバーやビニールを被さず、④防虫剤を入れておきます。

着用時は襟巻き(スカーフ・マフラー)をすると衿口を守りかつ着こなしアップに。


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着用の仕方及び生地の状態に各個差がありますから一概には云えませんが、以下ご参考まで。

カシミアは元々汚れにくい生地で、衣服の上に羽織りますから直肌に触れる面積が少ない。
また通常カシミアコート姿でアウトドアのレジャーには行かず、着たまま横になったり食事をしたりしない為、そう汚れる機がありません。
ホコリや匂いはブラシをきちんとあてることでほぼ解決できます。
雨に当たった時は清潔な布で拭き取ります。

【裏技①】
クローゼットの出し入れが激しい向きには、うっかり汚れた手で触らないように着なくなった清潔な薄手の綿ワイシャツをコートの上に被せる。
綿ワイシャツは通風性が良く、被せることでホコリと衿や肩に受ける摩擦を防ぎます。

【裏技②】
毛ブラシをすぐ用意出来ない時は“豚毛歯ブラシ”で代用。
ドラッグストアに売っています。
        

クリーニングに頻繁に出しますと毛が寝て風合いが損なわれるスピードがいやが上にも早まります。
丁寧に扱えば○年に一度で済みますよ☆
(お客様の中には購入してから一度もクリーニングに出さずに済んでいる“剛の者”がいらっしゃいます)

この記事へのコメント

ひげ
2010年11月19日 10:56
すごく勉強になりました。


今年は高級なカシミヤを購入したので、さっそく実践し、長く付き合っていきたいと思います。
ありがとうございます♪

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